君は薔薇より美しい

<作詞> 門谷憲二

<作曲> ミッキー吉野 

<アレンジ構成>トーンチャイム、ハンドベル用です。

  • 上級 、28音、C4〜C7、2コーラス

 

<参考音源>

 

<曲について>

素敵なメロディーとおしゃれなハーモニー、そして布施明さんが素晴らしい歌唱力で歌い上げる、発表時から色褪せない魅力的な曲です。

 

♪演奏のポイント♪

<全般>

  • 演奏経験のある方向けの楽譜になっています。
  • できる限り原曲の魅力を残しつつ、チャイムで演奏できるように作りました。
  • メロディーについて、歌ではその時々に応じてバリエーションがあるようですが、この楽譜では「同じ音質の楽器で演奏する」「楽器の音域」などを考慮して、「ハーモニーに合う音」にしています。
  • 最高音はメロディー、最低音はベース、中間音はハーモニーとリズム、という構成です。
  • C5音はリズムの要になることの多い音です。
  • 人数の都合などで音を省略する場合は、聞かせたい音(メロディー)を残し、それ以外は余裕があれば打つようにしていきましょう。
  • 音符をつないでいる線は、音のつながりを表しています。
  • 全て同じ音質ですので、鳴らす力を変えて、聞こえて欲しい音を表現しましょう。演奏を録音して客観的に聞くことや、響かせたい音はどれ?などを皆さんで話したりすることも大切ですね。一人一人の音が重なって音楽を作っていく楽器ですので、演奏される皆さんが同じ気持ちで演奏すると、より気持ちの良い演奏が楽しめますね。
  • 音符の長さや役割を把握しやすくするために、通常の記譜法と異なる書き方をしていますが、ご了承ください。
  • 演奏テンポは、楽器が充分に鳴るテンポで検討してください。

 

<演奏について>

  • メロディーの動きが細かく、前に出るリズムがあります。
  • 初めのうちはメトロノームなどを鳴らしながら、メロディーを口づさみながら手を叩いたり、楽器を持たずに腕を動かして「用意」「鳴らす」「止める」タイミングを練習しましょう。
  • 8小節の「C5、E5(E♭5)」のリズムは、2音を合わせにくい場合は、四分音符4つで演奏しましょう。楽譜にも記載しています。リズム感を出すためのパターンです。以降も、同じパターンは同様にしてください。C5だけ楽譜のリズム、E5(E♭5)は四分音符4つ、も試してみてください。
  • 29、40小節の「♪変わった~」は、勢いを出すためにA5音を省略しています。
  • 「イントローA」はリズムに乗って、「B」は少し気持ちを落ち着けて、LV奏法で音の重なりを楽しみましょう。「C」は下パートの四分音符をしっかり刻んで段々と気持ちが盛り上げていきます。そして29小節で一気に駆け上がります。
  • 「E」のC5音は、四分音符4つでも構いません。
  • 演奏時間によっては、1コーラスで終わりにしてください。

 

リズミカルで華やかな一曲として親しんでいただけたら嬉しいです。