Blue Tango

<作曲> Leroy Anderson(ルロイ・アンダーソン)

 

<アレンジ構成> 鍵盤ハーモニカ(32鍵)4台

 

<曲について>

 1951年に発表された、タンゴのリズムにのったこの曲は、1952年に大ヒットとなり、楽器録音で初めてのミリオンセラーとなりました。アンダーソン氏は、タンゴのリズムのメロディとブルーノートを使ったアレンジから、「ブルー・タンゴ」という曲名をつけたそうです。

 

鍵盤ハーモニカにとても向いていると思い、楽譜を作りました。 

 

♪演奏のポイント♪

Part3、Part4(主にPart4)がタンゴのリズムを表現します。「タッ、タッ、タッ、タッター」の「タッター」が重要です。初めの「タ」はスタッカートで弾み、次の「ター」はアクセントを付けて、次の小節へひっかけます。これを繰り返します。タンギングで演奏するされるをおすすめします。

実際のタンギングは、「トゥッ、トゥッ、トゥッ、ツゥッ(ちょっと高い音)、トゥー(腹筋を使って押す)」「ルッ(2小節目頭)、トゥッ、トゥッ、ゥットゥー」「ルッ、、、、、、」という感じです。最後の拍を、次の小節の頭へつなぐことが大切です。

★Part1、Part2、Part3は主にメロディーです。

★1~8小節のPart1、Part2はタンギングをおすすめします。「う、タッ、タッ、タッ、ティーヤッ、ティーヤッ、ティーヤッ」と吹きます。「うん、タッ、タッ、タッ」は舌で軽く切り、ティーヤッ」の「ティ」は腹筋を使って強く押し、「ヤッ」は力を抜きます。

★1拍目頭の8分休符は「う」と心で唱えて、しっかり拍を取りましょう。

★9小節からPart1、Part2はメロディです。通常の奏法で、レガートで演奏します。Part3は上の奏法です。

★スラーは通常奏法、スタッカートはタンギングで演奏すると良いと思います。タンギングでは音が鳴りきらない所は、息を吹き込んで指でスタッカートを表現しましょう。

★47~77小節はPart3が主旋律です。

★4~5小節、41~42小節、79~80小節の*は、37鍵以上の楽器でしたら1オクターブ上の音を演奏してください。

 ぜひ原曲も聴いて、タンゴのリズムを感じてください。

踊っているように、対話しているように、楽しんでください!